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2008年1月10日
水回り修理 トラブル注意 相談件数 最悪ペース
台所やトイレなどの水回りで故障や詰まりが起きた際、緊急に呼んだ修理業者から高額な費用を請求されるトラブルが増えていることが、国民生活センターの調べでわかった。
2007年度の相談件数は、過去最高だった06年度を上回るペースで推移しており約640万円を請求される被害もあった。
同センターによると、06年度に全国の消費者センターへ寄せられた水回りの修理業者に関する相談は1104件で過去最高を記録。
07年度も増加傾向が続き、12月上旬までに795件あり、年度末には06年度を大幅に上回る見通しだ。
相談の大半は、チラシや電話帳広告に「3000円から請け負います」などと書かれていたが、修理後に数万〜数十万を請求をされたケース。
また、故障部分とは別の個所まで強引に修理され、100万円以上の工事契約を結んだケースが、2002年4月以降171件あるという。
相談者の半数近くは60歳以上の高齢者で、約7割が女性。
工事後に連絡が取れなくなる業者も多く、返金交渉は難航することが多いという。
国民生活センターでは、「工事後に料金を確認し、依頼とは異なる個所の修理を勧められてもすぐには契約しないで熟考してほしい」と呼びかけている。
読売新聞 2008.1.10より