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2017年8月22日

「猛烈な雨」発生1.5倍

 1時間に80ミリ以上の「猛烈な雨」が降った回数が、昨年までの10年間では1980年代と比べて5割近く増えていることが気象庁の統計でわかった。3年前の広島土砂災害では、広島市北陸が「猛烈な雨」に見舞われ、大きな被害が出た。増加は地球温暖化の影響とみられ、同庁は、今後もこのレベルの豪雨の発生が増える可能性が高いとしている。
 「猛烈な雨」は、傘が全く役に立たなくなるほどの豪雨で、水しぶきであたりが白っぽくなり、息苦しくなるような圧迫感もある。
 同庁によると、「猛烈な雨」が降った回数は、地域気象観測システム(アメダス)1000地点あたりで、2007〜2016年の10年間では年平均17.9回。1980年代の12.3回から46%増えた。年によってばらつきはあるが、90年代は13.5回、2000年代は15.6回と増加傾向にある。
 大雨の増加は温暖化の影響が考えられている。気象庁によると、気温が上がると、大気中に含有される水蒸気量が増える。このため、ひとたび雨になると大量の水分が地表に落ちて大雨になりやすい。同庁は、日本の平均気温は100年で1.19度のペースで上昇していると試算。これに伴い、大雨や局地的な豪雨の発生回数も全国各地で増えると予測している。


      2017年8月21日  読売新聞

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