ご存じですか?
新聞・雑誌などから”気になる”情報をピックアップしています。
2017年5月25日
太陽光パネル出荷11%減
太陽光発電協会が24日発表した2016年度の太陽光パネルの国内出荷量は前の年度と比べ11%減の634万キロワットだった。前年割れは2年連続。電力の買い取り価格の引き下げでパネル市場の縮小が続いている。特に国内で生産する日本メーカーの落ち込みが鮮明となっている。
パネルの生産地別で見ると、国産品は前の年度から18%減り、海外生産品は7%減った。固定価格買取制度の見直しで、採算確保のために国産品より2〜3割安い海外品の採用が拡大。京セラなど国内パネル大手は国内工場の減産に追い込まれている。国内出荷全体に占める海外品の比率は6割を超えた。
売電を目的に太陽光発電を導入する家庭も減り、国産品が強いとされる住宅用パネルの出荷額は22%減と大きく落ち込んだ。
2017年5月25日 日本経済新聞