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2016年5月28日
一戸建て希望の割合、3年ぶりに7割台へ
「一戸建て」が望ましい住宅の形態だと思う人は72%。国土交通省が行った2015年度の「土地問題に関する国民の意識調査」によると、一戸建てを希望する人は、3年ぶりに70%台に回復した。一戸建てを望む割合は大都市圏(東京圏・名古屋圏・大阪圏)では64.9%、地方圏(大都市圏以外の市町村)では75.6%となっている。マンションを希望する人は7.2%で4年ぶりに一桁になった。マンションを希望するのは大都市圏で9.7%、地方圏で6%となっており、地方圏ではマンションよりも一戸建てを希望する傾向が顕著になっている。
また、持ち家志向の調査では、79.5%が持ち家を希望している一方で12.7%が借家で構わないとしており、13年度の15.8%、14年度の13.1%には及ばないものの、過去20年では3番目の高い水準となっている。大都市圏では15.1%と割合が高くなっているほか地方圏でも二桁の11.5%が借家で構わないとしている。
同調査は土地取引や土地利用に関する意識など、国民の土地に関する意識について調査するもので93年から継続的に実施されている。
2016年5月26日 住宅産業新聞