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2015年3月1日
消費者庁「窓フィルムに断熱の根拠ない」
「冷暖房効率が30〜40%アップ」などの表示に根拠がないとして、消費者庁は27日、窓用フィルム製造会社「翠光トップライン」(東京都)と子会社の販売会社「ジェイトップライン」(同)に対し、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出した。翠光トップラインは命令を不服として同日、国を相手取り処分の取り消しを求める訴訟を起こす方針を明らかにした。
同庁によると、両社は2004年ごろ以降、リーフレットやホームページに「シーグフィルム」と称するフィルムを窓にはることで「室温が2〜6℃変化」などと、夏も冬も光熱費を節約できると表示。同庁は根拠を示すよう求めたが、両社が提出した「第三者機関」による実験などの資料では不十分と判断した。
翠光トップラインの上条昌輝社長は会見し、「裁判で間違いない商品だと証明したい」と話した。
2015年2月28日 朝日新聞