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1月〜10月　世界の平均気温最高

【ワシントン＝共同】米海洋大気局（NOAA）は20日、今年1〜10月までの世界の平均気温が、観測記録が残る1880年以降で最も高かったと発表した。NOAAは年間を通じても、2014年が最も暑い年になる可能性があるとみている。

　1〜10月の平均気温は14.78度で、20世紀の平均より0.68度高かった。太平洋の北東部や赤道近くなどで海洋の表面温度が過去最高の状態が続いたのが大きな要因。陸地では北欧や西欧、ロシア極東部などで記録的な高温となった。月別でも5月以降、7月を除く各月の気温が過去最高だった。

　これまで最も暑かったのは2010年。02年以降の年が上位をほぼ独占する状態が続いており、専門家は地球温暖化の影響が姿を現していると警告している。

2014年11月21日　日経新聞