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2011年8月21日
関東酷暑 最高38.5度
日本列島は18日も関東から西日本の太平洋側で強い日差しが照りつけ、厳しい暑さとなった。気象庁によると、全国920の観測地点のうち92地点で35度以上の猛暑日を観測。最も気温が高かったのは群馬県館林市の38.5度で、上位10位を関東が占めた。
同庁によると、関東地方は前日の猛暑の影響で、18日未明になっても気温が下がらず、日中は暖かい南風が吹き込んだため、気温がぐんぐん上昇した。
同庁によると、19日は昼頃から雨が降るなどして暑さが少し和らぎ、最高気温も平年並みに落ち着く見通しという。
熱中症死相次ぐ
猛暑の影響で、関東地方では高齢者が熱中症とみられる症状で死亡する例が相次いだ。川崎市多摩区では18日午前10時頃、一人暮らしの無職男性が(75)が自宅のベッドの上で死亡しているのを訪問したヘルパーが発見。多摩署によると、寝室にはエアコンがなく、同署員が室温を測ったところ、36度あったという。
埼玉県熊谷市では同日午後4時頃、女性(81)が自宅で倒れているのを、女性の長男夫婦が見つけ、119番した。女性は病院に搬送されたが、死亡した。市消防本部によると、熱中症とみられるという。
平成23年8月19日 読売新聞(朝刊)