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2008年5月2日
「おいしい空気代」月に1,144円 ダイキン工業・空気感調査で
「空気」にコスト意識を持つ人が増えたが、空気にかけるお財布の紐は堅くなった―。ダイキン工業が行った「第12回現代人の空気感調査」の結果から、そんな実態が浮き彫りとなった。12回目となる今回の調査は、2002年に実施した第1回調査「1万人が選んだ空気の三大理想郷編」および、第2回調査「日本人の3代無料(タダ)モノ編」と同じ質問項目を用意。この5年間に日本人の空気に対する意識がどのように変化したのかを明らかにすることを目的とした。
5年前に比べ半減、"空気感"に変化
空気に対するコスト意識の有無では、2002年では「よくある」(4.3%)と「時々ある」(15.1%)の合計が19.4%だったのに対し、07年では27.9%に上昇している事が判明した。
一方で、「おいしい空気・快適な空気を一ヶ月間得るために、出しても良いと思う金額」については、02年の平均金額が2125円だったのに対し、2007年では1144円に下がった。
同社では、「良い空気」に対する初期投資としてルームエアコンや空気清浄機などの高付加価値製品に費用をかける一方で、省エネ機能などに対する意識の向上から、これまであまり意識されてこなかった「一ヶ月の空気代」に対する価値観"空気感"の指標が身近になった結果、値段が下がったものと推察している。
住宅産業新聞 2007年12月19日より