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2007年4月10日
海外駐在員 住みよいのは・・・欧州の都市、上位独占 米社が調査、東京は35位
世界で最も海外駐在員が住みよい都市はチューリヒ。組織・人事コンサルタントの米マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティングがまとめた2007年版の総合生活環境ランキングでヨーロッパの各都市が上位を占めた。教育や福祉が整った先進国の中でも災害や国際紛争が少なく高評価を得た。
調査は2006年9〜11月に実地。海外駐在員が生活するうえで重要な医療や教育など39項目について評価し、ニューヨークを100とした指数にまとめた。
主要215都市で最も魅力的なのはチューリヒ、次がジュネーブとスイスの都市が高く評価された。他にも3位にウィーン、5位にデュッセルドルフと上位10都市のうち7都市が欧州だった。
日本では東京の35位が最上位。横浜が38位、神戸が40位、大阪が42位だった。台風や地震など自然災害が多いことなどが日本勢の評価を抑えた。基準となるニューヨークはテロの脅威などが響き48位にとどまった。最下位はバグダッドだった。
■ 2007年版生活環境ランキング
1(1) チューリヒ
2(2) ジュネーブ
3(3) バンクーバー
3(4) ウィーン
5(5) オークランド
5(6) デュッセルドルフ
7(7) フランクフルト
8(8) ミュンヘン
9(9) ベルン
9(9) シドニー
(注)カッコ内は前年順位
〔日経新聞〕 2007年(平成19年)4月7日