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2013年11月1日

冬はエアコン 北国ぬくもる

暑さ増す夏にも対応 

 

 冬の暖房にエアコンを利用する人が北海道や東北でも増えている。寒さが厳しい土地は伝統的に石油ストーブが主流だが、エアコンの暖房や省エネの性能が向上したほか、気密性に優れた住宅が増えたことも背景にある。最近は寒冷地でも暑い夏が目立ち、他の地域同様に年間で使えるエアコンを「お得」と感じる面もあるようだ。

 「真冬でもエアコンだけで済むんですか」「電気代がかさみませんか」。ヨドバシカメラマルチメディア札幌(札幌市)のエアコン売り場で31日夕方、29歳の男性会社員は販売員の岡田多弘さんに尋ねていた。「性能が向上しているし、灯油代が上がっているからエアコンをうまくつかえば節約もできる」といった説明を熱心に聞いていた。

 日本経済新聞は全国の消費者に今年の冬に使う予定の暖房器具を複数回答で聞いた。エアコンが58.7%のトップで、こたつ(33.7%)、石油ファンヒーター(31.1%)と続く。地域別にみると東北・北海道でも25.6%がエアコンと回答し、全国平均よりは低いが普及が進んでいる。

 東北・北海道で主要な暖房器具としてエアコンを使う人に理由を聞いたところ「暖める能力が高い」が55.6%。「燃費が安くて済む」との回答も4割あった。また今冬に暖房器具を購入する予定の人を対象に製品を聞くと、北海道の人でも2割、東北では4割近い人がエアコンと回答した。
 調査はマクロミルの協力で10月25日〜27日にインターネットで実施。男女1千人の回答を得た。

         2013年11月1日 日本経済新聞

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