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住み心地感想

いいことばかり言うと信憑性が薄れますが、
「涼温な家」は素晴らしい!

いろんな家を
経験してたどり着いた
2世帯の「涼温な家」。

Y様邸

北新建工との出会いの経緯は?

そろそろ家を新築しようかと思っていた頃に、図書館で松井修三さんの書いた<「いい家」が欲しい。>を見かけ、借りて読みました。その後、偶然本屋で新刊を見つけたので、今度は買って読み、松井さんの言う「住み心地のいい家」に興味を持ちました。それで、ネットでSA-SHEの家を検索した結果、北新建工さんを見つけ、話を聞きたいと思って電話をしたのがきっかけです。

北新建工で家を建てることにした理由は?

62歳の頃に、3年後の定年退職と同時に新築の家に住む計画を立てていました。3年後の家づくりを楽しみにしながら自分で間取りをいろいろと考えていたんですが、素人の私が何回も書き替えて作った間取り図を北新建工さんはすぐに正式な図面にしてくださいました。その後3年間、嫌な顔もせず、私たちの要望に合わせて20回以上も図面を書き替えていただきました。

その間他社さんも何社か見に行くことがありましたが、あまり詳しい話はしませんでした。すでに換気システムの仕組みの良さに納得していましたし、北新建工さんの担当の方との出会いにも恵まれていたので、私の気持ちに他社さんが入り込んでくることはなかったですね。

では、冬の住み心地は?

【ご主人様】

我が家は60坪あって、子供たち世帯と2世帯で住まいしているのですが、十分暖かいです。訪ねてきたお客さんが玄関ドアを開けたとたんに「暖かいですね!」と言ってくださるのがすごく嬉しいです。冬でも半袖、裸足で過ごしているので、お客さんに「床暖房ですか?」と尋ねられることもあります。この家になってから、お客さんが来られる度に、「この人は、どの辺で温度のことや空気のことを話されるかな」と楽しみにしているんですよ。

【奥様】

今、娘が出産のために里帰りしています。近々、もう1人の娘も、出産のために里帰りする予定なんですけど。娘たちには、赤ちゃんがちょっと大きくなるまでこの家にいたら?って言っているんですよ(笑)。娘たちの家はやっぱり寒いですからね。冬の夜中に授乳のために起きるのは大変じゃないですか。急に暖房をつけてもすぐには暖まりませんし。「涼温な家」は赤ちゃんを育てるのにも最高の家だと思います。

「いい家」の本に書かれている住み心地のいい家ってどんな感じなんだろう?と興味を持ったのがきっかけでした。

夏の住み心地は?

【ご主人様】

あまりいいことばかり言うと信憑性が薄れるかもしれませんが、本当に快適ですね。

涼温エアコンの「風」に対して、入居当初、実は私は特に感じるものがありませんでした。ところがよその家を訪問した時に、エアコンには“冷風”と“音”があるということに改めて気づき、その不快さを感じてとても驚きましたね。我が家では風の流れや音は全く感じないのですから。この「感じない」ということがいかにありがたいことで、素晴らしいことなんだなと素直に思いましたね。

【奥様】

私は主人と違って1日中家にいるので、エアコンの風がない快適さには当初から気づいていましたよ!エアコンの音が聞こえないのも、本当にありがたいですね。

私たちが家を建て始めた時は、ちょうど新換気から涼温換気に進化しようという時で、商談の途中で涼温換気への変更の提案をいただきました。当時はまだ実績も少ないということで多少の不安もありましたが、いつも「住む人の幸せを心から願う」松井さんと「いい家」をつくる会の会員である北新さんを信じていたのでこの涼温換気の方法を採用しました。今となってはとてもよかったと思っています(笑)。

快適な温度と、静かな室内は赤ちゃんを育てるのに最高の環境ですよね!

家の中の空気の質は?

以前の家ではテレビ台の上などによくホコリがたまっていましたが、この家ではあまりたまらない実感があります。この辺りは緑豊かな住宅街ですが、外の空気がすごく汚れていることに驚きです。春の黄砂の時は、それはもうすごい状態です。空気の取り入れ口や排気口のフィルターの掃除を定期的にしていますが、フィルターの汚れを見ると、換気が空気中の砂ホコリなどを綺麗にしてくれているんだなと実感できます。

また、最初の冬に窓がうっすらと結露したことがあったのですが、北新建工さんのアドバイスで換気の出力を少し高めただけで、それ以来結露することがなくなりました。換気は空気を綺麗にするだけでなく、結露もなくしてくれているんですね。

換気って大事なんですね!

家造りの過程で感じたことはありますか?

形とか色とかを確かめながら進めていく、注文住宅ならではの楽しみがありましたね。

業者によっては危ないからと建築現場に入れないことがあるそうなのですが、北新建工さんは玄関ドアのカギを渡してくださったので、建築中いつでも自由に出入りすることができました。図面だけではイメージしにくい構造を実際に見ることで、分かってくることがたくさんありました。おかげで、「このデッドスペースに物入れを作ってほしい」「棚を作ってほしい」等の要望を伝えることができました。「ここに壁厚を活かした写真を飾るスペースを作れませんか?」って相談することもできました。あちこちに作っていただいたニッチは重宝していますよ。最近では、これを見た友人達が真似をしているんです(笑)。

涼温換気のセンターダクトを取りつけた時には、「こういう構造になっているんだ」と感心して見ることができて、面白かったです。

お気に入りのところをお聞かせ下さい。

【ご主人様】

いくつかありますね。

まず、正面大屋根を単純にしないで、複合屋根にしたことで家全体が大きく見えるようになりました。そして正面部分に凹凸をつけることで、立体感のある外観になったと思います。おかげで、ご近所にはない個性的な仕上がりになって嬉しいですね。

また、小屋裏の東側には立山を見るための小窓をつけていただきました。窓の高さは近隣の屋根よりちょっと高い位置にあるので、いい具合に立山を見ることができるんです。我が家では「立山を仰ぐ小さな特等席」と呼んでいます。

洗面台の横に作っていただいた格子状の目隠しもいいですよ。正面玄関から入ると真正面に洗面台があるのですが、入ってすぐ洗面台が見えるより目隠しがある方がいいですよね。こうした気配りが感じられる提案に感謝しています。

リビングは全体をフローリングにする予定でしたが、最後の最後に、リビングの一角に四畳半の小さな畳コーナーを作っていただきました。この畳コーナーでは、孫が遊んだり寝たりすることもありますし、私たちがくつろぐこともあります。障子戸で仕切れば着替え室にもなります。何にでも使うことができるので、すごく便利で重宝しているんです。

これから家造りをされる方に、
アドバイスを一言いただけますか?

大手ハウスメーカーを否定するつもりはありませんが、規格を優先するがゆえに、臨機応変な要望に対応しにくく、また、変更全てが見積りに反映し、値段が上がることで諦めざるを得ないということがあると聞きます。だけど、家は気軽に買い替えることのできないものなので、自分たちのイメージどおりの物にしたいじゃないですか。だから、要望をしっかり聞いてくれて、なおかつ自分たちのことを思っていろいろなことを考えてくれるメーカーを選ぶことが大切だと思います。そして、図面の中に自分の想いを注ぎ込み、図面上で決して妥協しないで、自分たちが理想とする家を建ててください。

外構のことも考えた予算をしっかり立てることが家づくり成功のポイントだと思いますよ!
仕切ることもできる四畳半の畳コーナーがとっても便利なんです。

【奥様】

最初はパントリーはいらないからキッチンを広くしてほしいって思っていたんです。でも、北新建工さんに「パントリーがあると便利ですよ」と言われ、キッチンの横に作っていただいたんですけど、これが思いの外に便利なんですよ。キッチン横のリビングは応接間でもあるので、電子レンジやトースターなどが見えていると生活感が出てしまいますが、それらを全部パントリーに置くことで、生活感を隠すことができます。造っていただいて本当に良かったです。

何度も引越し、色んな家で暮らした経験が活かされた、理想的な家に仕上がりました!

それと、家の費用だけでなく、外構やカーポート、家具類などの費用も含めた予算を予め決めておくといいですね。後でまた予算を立てて整えようとすると、後回しにしたものがそのままできないということがありますから。

取材協力どうもありがとうございました。